図は、北緯30°に位置する点Aおよび点Bの、850hPa面と500hPa面における風を表したものであり、各図の風ベクトルは同じ縮尺で描いてある。
850hPaでは、点A、点Bともに同じ強さの南風である。点Bにおける850hPaと500hPaの間の平均気温(K)の温度勾配の大きさは、点Aの温度勾配の大きさの半分で、勾配の向きはいずれも同じである。
このとき、点Bの500hPaの風ベクトルとして正しいものを下図の中の①~⑤の中から1つ選べ。ただし、ここでは温度風の関係が成立するものとする。また、風ベクトルは、いずれも小円の中心から矢印の先までで表されるものとする。