【第54回】学科一般・問題4(2020年8月試験)

 図は、北緯30°に位置する点Aおよび点Bの、850hPa面と500hPa面における風を表したものであり、各図の風ベクトルは同じ縮尺で描いてある。
 850hPaでは、点A、点Bともに同じ強さの南風である。点Bにおける850hPaと500hPaの間の平均気温(K)の温度勾配の大きさは、点Aの温度勾配の大きさの半分で、勾配の向きはいずれも同じである。
 このとき、点Bの500hPaの風ベクトルとして正しいものを下図の中の①~⑤の中から1つ選べ。ただし、ここでは温度風の関係が成立するものとする。また、風ベクトルは、いずれも小円の中心から矢印の先までで表されるものとする。

答え

解説
問題文の中で重要なところを抜き出します。
・点Bにおける850hPaと500hPaの温度勾配の大きさは、点Aの温度勾配の大きさの半分
・勾配の向きは同じ
・温度風の関係が成立する

温度風についてはこちらにまとめています。

まず点Aの温度勾配の大きさを考えると、以下のようになります。

「点Bにおける温度勾配の大きさは点Aの温度勾配の大きさの半分」「勾配の向きは同じ」という条件より、点Bにおける温度勾配の大きさがわかります。

よって、点Bの500hPaの風ベクトルは以下のようになります。

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