気象予報士試験ドットコム

気象予報士・防災士です。気象会社で働いています。自分の勉強のため&気象予報士試験に挑戦する人の参考になればと思ってサイトを作りました。

参考書・問題集

学科試験(一般・専門)のオススメ問題集

こんな疑問にお答えします。 今回は、学科試験(一般・専門)に合格するためのオススメ問題集を紹介します。 問題集を探している人は、ぜひ参考にしてください。 学科試験(一般・専門)のオススメ問題集 学科試験を合格するためにオススメの問題集は、3冊あります。 オススメ参考書 気象予報士試験 精選問題集(2023年度版) この一冊で決める!!気象予報士過去問徹底攻略 気象予報士試験 模範解答と解説  この3冊について、詳しく見ていきましょう。  気象予報士試験 精選問題集  「気象予報士試験 精選問題集」は、気象 ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題15(2021年8月試験)

 気象業務法に定められた警報や特別警報について述べた次の文(a)〜(d)の下線部の正誤について,下記の①~⑤の中から正しいものを1つ選べ。 (a) 警報とは,重大な災害の起こるおそれのある旨を警告して行う予報をいう。 (b) 特別警報は,予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に発表される。 (c) 気象庁から特別警報に係る警報事項の通知を受けた都道府県の機関は,直ちにその通知された事項を関係市町村長に通知しなければならない。 (d) 特別警報の基準を定めようとするとき ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題14(2021年8月試験)

 気象観測について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①~⑤の中から正しいものを1つ選べ。 (a) 農園で果樹の管理のために農園内の苗木の間に温度計を設置する場合は,その農園の運営者は温度計の設置について気象庁長官に届け出なければならない。 (b) 学会に発表する論文に掲載するデータを得るために大学が風速観測施設を設置する場合は,その大学は観測施設の設置について気象庁長官に届け出なければならない。 (c) スキー場を運営する事業者がゲレンデ付近の気温をホームページに掲載す ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題13(2021年8月試験)

 気象予報士について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①~⑤の中から正しいものを1つ選べ。 (a) 予報業務の許可を受けた事業者の下で予報業務に従事しようとする気象予報士は,事業者を通じて予めその旨を気象庁長官に届け出なければならない。 (b) 予報業務の許可を受けた事業者は,配置した気象予報士の登録証を事業所に掲示しておかなければならない。 (c) 予報業務の許可を受けた事業者が発表した天気予報について解説を行う者は,気象予報士の資格を有していなくてもよい。 (d) ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題12(2021年8月試験)

 気象の予報業務の許可を受けている者(「予報業務許可事業者」という)に罰則が適用される事例について述べた次の文(a)〜(d)の正誤について,下記の①~⑤の中から正しいものを1つ選べ。 (a) 予報業務許可事業者が,当該予報業務の目的および範囲に係る気象庁の警報事項を予報業務の利用者に伝達することを怠った。 (b) 気象庁長官による予報業務の改善命令を受けた予報業務許可事業者が,改善命令に違反して業務を行った。 (c) 予報業務許可事業者が,予報業務のうち現象の予想を気象予報士以外の者に行わせた。 (d) ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題11(2021年8月試験)

 エルニーニョ現象発生時の天候の特徴について述べた次の文章の下線部(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①~⑤の中から1つ選べ。  エルニーニョ現象が発生しているときには,ペルーやコロンビアなどの南米北部では,平均気温が平年に比べて(a)低い傾向が,また,インドネシアやオーストラリア北部などの西部太平洋熱帯域では,降水量が平年に比べて(b)多い傾向がみられる。  日本では,西日本の夏季(6〜8月)において平均気温が平年に比べて(c)高い傾向が, 東日本の冬季(12〜2月)では,平均気温 ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題6(2021年8月試験)

 北緯30°と北緯45°の2つの地点で,いずれも東向きで風速100m/sの地衡風が吹いているとする。  この2つの地点で,水平気圧差が4hPaとなる南北方向の距離を ΔY30,ΔY45 としたとき、ΔY30とΔY45の比(ΔY30 / ΔY45)の値として最も適切なものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。ただし,2つの地点で大気の密度は等しく,地表の摩擦の影響は無視できるとし,sin30°=1/2,cos30°=1.7/2,sin45°=1/1.4,cos45°=1/1.4とする。 ① 0.6 ② 0.7 ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題5(2021年8月試験)

 地球大気の温室効果の原理について述べた次の文章の下線部(a)~(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。ただし、以下の条件が満たされているものと仮定する。 ・太陽放射は大気層を完全に透過する。 ・地表面は黒体で全ての放射を完全に吸収する。 ・大気は地表面からの黒体放射を完全に吸収する。 ・大気の温度は一様であり、大気および地表面は放射平衡状態にある。  地球に大気がないときの、地表面が受け取る太陽放射量と放射平衡状態にある地表面温度を絶対温度T0とする。図のように大気があ ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題4(2021年8月試験)

 雲の中の水滴の成長について述べた次の文(a)~(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。 (a) 水蒸気の凝結による水滴の成長過程では、水滴の半径が小さいほど単位時間の半径の増加率は大きい。 (b) 水滴同士が衝突・併合して成長する過程では、一般に水滴が大きく成長するにつれて単位時間の半径の増加率は小さくなる。 (c) 暖かい雨の形成過程における水蒸気の凝結と水滴同士の衝突・併合による水滴の成長はともに遅く、水滴が成長して降水がはじまるまでに1時間以上かかる。 (d) 積 ...

【第56回】2021年8月試験

【第56回】学科一般・問題2(2021年8月試験)

 湿潤大気中で空気塊を持ち上げたときの気温等の変化について述べた次の文章の空欄(a)、(b)に入る数値の組み合わせとして最も適切なものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。ただし、乾燥断熱減率は10℃/km、湿潤断熱減率は5℃/kmとする。  地上(高度0km)で気温が25℃、高度3kmで気温が5℃の大気中において、周囲の空気と混合せずに断熱的に地上から上昇した空気塊の自由対流高度が3kmとなった。このとき、持ち上げ凝結高度は(a)km、そこでの空気塊の温度は(b)℃となる。 (a) (b) ① 1 10 ② ...