問題文からわかることを図にまとめると、以下のようになります。
「?km、?hPa」より下で、大気全体の質量の99.9%が含まれています。
「?km、?hPa」より上では、大気全体の質量の0.1%が含まれています。
地上(高度0km、1000hPa)では100%なので、99.9%が含まれる気圧を考えると、
1000hpa × 99.9% = 999hPa
→ 1000hpa - 999hPa = 1hPa
となります。
すなわち、気圧1hPaとなる高度より下では、大気全体の質量の99.9%が含まれています。
よって今回の問題では、「気圧1hPaとなる高度は何kmか」を求めればよいとわかります。
ここで問題文より、高度が5km → 10km → 15km と上がるたびに、気圧が500hPa → 250hPa → 125hPaと半減していることがわかります。
5の倍数で高度が上がるにつれて、気圧を半減させていくと、以下のようになります。
高度45kmの気圧は約1.9hPa、高度50kmの気圧は約0.9hPaなので、気圧1hPaとなる高度は約48kmだとわかります。