HOME > 過去問 > 【第53回】2020年1月試験 > 【第53回】2020年1月試験 【第53回】学科一般・問題4(2020年1月試験) 2022年1月2日 大気中の粒子による電磁波のレイリー散乱とミー散乱を比較した表の空欄(a)~(c)に入る適切な語句の組み合わせを,下記の①~⑤の中から1つ選べ。 (a) (b) (c) ① 小さい 長い 雲粒による太陽光の散乱 ② 小さい 短い 空気分子による太陽光の散乱 ③ 小さい 短い 雲粒による太陽光の散乱 ④ 大きい 短い 空気分子による太陽光の散乱 ⑤ 大きい 長い 雲粒による太陽光の散乱 答え ② 小さい 短い 空気分子による太陽光の散乱 解説 散乱について 空気分子や雲粒、雨粒といった粒子に光がぶつかって、光が反射してあちこちに散らばることを散乱といいます。 気象予報士試験で覚えておくべき散乱は3つあります。 解説 ミー散乱の記載をヒントにして、レイリー散乱の特徴を思い出して解きます。 レイリー散乱は、太陽光が空気分子にあたって散乱する現象なので、粒子の大きさは波長に比べて十分に小さいです。 よって(a)は「小さい」、(c)は「空気分子による太陽光の散乱」です。 レイリー散乱の強さは、電磁波の波長の4乗に反比例するという特徴があります。 そのため波長が短いほど強く散乱されます。よって(b)は「短い」です。 << 前の問題 次の問題 >> Post Share Pocket Hatena Pinterest LINE コメント URLコピー -【第53回】2020年1月試験 -学科一般試験