【第50回】学科専門・問題4(2018年8月試験)

 気象庁が運⽤している⼤気海洋結合モデルに関する次の⽂(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から⼀つ選べ。

  1. (a) 予測期間が⻑期にわたると,⼤気と海洋の相互作⽤が無視できなくなるため,1 か⽉を超える予測には⼤気海洋結合モデルを⽤いている

  2. (b) ⼤気海洋結合モデルでは,⼤気と海洋の間の熱や⽔蒸気や運動量の輸送を通じた⼤気の温度や湿度の変化とともに,海洋の⽔温や海流などの変化も予測する

  3. (c) ⼤気海洋結合モデルの予測では,アンサンブル予報の⼿法が⽤いられている

(a) (b) (c)
答え
① 正 正 正
解説 (a)について
「予測期間が⻑期にわたると,⼤気と海洋の相互作⽤が無視できなくなるため,1 か⽉を超える予測には⼤気海洋結合モデルを⽤いている。」

これはです。

1か月先までの予報では大気モデルが利用されていますが、1か⽉を超える予測には⼤気海洋結合モデルが使用されています。

⼤気海洋結合モデルが使用することで、エルニーニョ・ラニーニャ現象などの海洋の変動も考慮することが可能です。

解説 (b)について
「⼤気海洋結合モデルでは,⼤気と海洋の間の熱や⽔蒸気や運動量の輸送を通じた⼤気の温度や湿度の変化とともに,海洋の⽔温や海流などの変化も予測する。」

これはです。

「⼤気海洋結合モデル」は、「大気モデル」と「海洋モデル」を結合したモデルです。

海洋モデルでは、海洋の⽔温や海流なども予報しています。

解説 (c)について
「⼤気海洋結合モデルの予測では,アンサンブル予報の⼿法が⽤いられている。」

これはです。

⼤気海洋結合モデルの予測では、「季節アンサンブル予報システム」が用いられています。

■参考
気象業務はいま 2021 第2部 気象業務を支える技術基盤と情報の発信(気象庁)

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