以下の式は,数値予報で⽤いられる⽔平⽅向の運動⽅程式である。この式の気象庁のモデルにおける取り扱いについて述べた次の⽂(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から⼀つ選べ。
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(a) 総観規模の現象に対しては,コリオリ⼒と気圧傾度⼒がつりあう地衡⾵平衡近似がよい精度で成り⽴つことから,それらの現象を主な予測対象とする全球モデルでは,上式の右辺の第2項と第3項を計算していない。
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(b) スケールの⼩さい現象ではコリオリ⼒の効果は⼩さいことから,それらの現象を主な予測対象とする局地モデルでは,上式の右辺の第2項を計算していない。
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(c) 地表⾯付近における乱流の効果などの,格⼦間隔より⼩さいスケールの現象の効果は,上式の右辺の第4項の中で計算されている。
(a) | (b) | (c) | |
① | 正 | 正 | 誤 |
② | 正 | 誤 | 正 |
③ | 誤 | 正 | 誤 |
④ | 誤 | 誤 | 正 |
⑤ | 誤 | 誤 | 誤 |