降⽔過程におけるエーロゾルの役割に関する次の⽂(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から⼀つ選べ。
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(a) エーロゾルを含まない清浄な空気中では,相対湿度が101%になっても⽔滴は形成されない。これは,⼩さな⽔滴が平衡状態として存在するために必要な過飽和度が1%よりも⾼いからである。
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(b) ⽔溶性のエーロゾルの働きによって⼤気中に発⽣した⽔滴は,溶解した物質の効果により相対湿度が100%に達しなくとも⽔滴として存在できる。
- (c) ⼤陸上の積雲は,⼀般に海洋上の積雲に⽐べて単位体積あたりの雲粒の数が多く,かつ雲粒の平均的な⼤きさは⼩さい。これは,凝結核として働く単位体積あたりのエーロゾルの数が,⼤陸上の⽅が海洋上に⽐べて多いことによる。
(a) | (b) | (c) | |
① | 正 | 正 | 正 |
② | 正 | 誤 | 誤 |
③ | 誤 | 正 | 正 |
④ | 誤 | 正 | 誤 |
⑤ | 誤 | 誤 | 正 |