問題
気象庁が行っている地上気象観測と観測結果の統計について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを選択する問題です。
(a) 同一期間内に極値となる値が2つ以上現れた場合は、最初にその値が現れた起日(起時)の方を極値としている。
(b) 降雪の深さや積雪の深さについて、年をまたいだ1年間(12か月)の統計を行う場合、前年10月から当年9月までの1年間について行い、その期間を寒候年という。
(c) 日最低気温が0℃以下の日を冬日、日最高気温が0℃以下の日を真冬日としている。
| 選択肢 | (a) | (b) | (c) |
|---|---|---|---|
| ① | 正 | 正 | 誤 |
| ② | 正 | 誤 | 正 |
| ③ | 誤 | 正 | 誤 |
| ④ | 誤 | 誤 | 正 |
| ⑤ | 誤 | 誤 | 誤 |
答え
答えを見る
⑤ a:誤 b:誤 c:誤
解説
解説を見る
(a)について
この記述は誤りです。気象庁の統計では、同一期間内に極値となる同じ値が2つ以上現れた場合は、新しい方(最近)の起日(起時)をその極値の起日としています。最初に現れた起日を採用するわけではありません。
(b)について
この記述は誤りです。降雪の深さや積雪の深さのように冬季を中心とした要素は、年をまたいで統計を行うため、前年8月から当年7月までの1年間を単位とし、これを寒候年と呼びます(例えば「2025寒候年」は2024年8月〜2025年7月)。前年10月から当年9月までではありません。
(c)について
この記述は誤りです。気象庁の定義では、冬日は日最低気温が0℃未満の日、真冬日は日最高気温が0℃未満の日です。「0℃以下」ではなく「0℃未満」であり、ちょうど0.0℃の日は含まれません。
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| 冬日 | 日最低気温が0℃未満の日 |
| 真冬日 | 日最高気温が0℃未満の日 |
| 夏日 | 日最高気温が25℃以上の日 |
| 真夏日 | 日最高気温が30℃以上の日 |
| 猛暑日 | 日最高気温が35℃以上の日 |
おすすめの参考書
学科専門の観測・予報技術を体系的に確認したいときは、次の2冊が役立ちます。
本記事に掲載している試験問題は、「一般財団法人 気象業務支援センター」様の許可を得て使用しています。
解説は当サイト運営者が独自に作成したものであり、同センターとは一切関係ございません。
なお、本記事の内容に基づいて生じた損害等について、当サイトは責任を負いかねますのでご了承ください。

