【第52回】学科専門・問題11(2019年8月試験)

 気象庁が発表する台⾵情報に関して述べた次の⽂(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から⼀つ選べ。

(a) 台⾵の暴⾵域とは,台⾵の直接の影響を受ける範囲の中で,10分間平均⾵速が25m/s 以上の暴⾵が吹いているか,地形の影響などがない場合に吹く可能性のある領域のことである。

(b) 台⾵が予報円の中⼼を通りながら接近しているときは,台⾵の暴⾵域に⼊る確率は,時間が経過しても変わらないと考えてよい。

(c) 台⾵の「上陸」とは,台⾵の中⼼が北海道,本州,四国,九州の四つの島の海岸に達した場合をいう。ただし,半島などを横切って短時間で再び海に出る場合やその他の島の海岸に達した場合は「通過」という。

  (a) (b)  (c)
① 正 正 誤
② 正 誤 正
③ 正 誤 誤
④ 誤 正 正
⑤ 誤 誤 正

答え
② 正 誤 正
解説 (a)について
「台⾵の暴⾵域とは,台⾵の直接の影響を受ける範囲の中で,10分間平均⾵速が25m/s 以上の暴⾵が吹いているか,地形の影響などがない場合に吹く可能性のある領域のことである。」
 
これはです。暴風域は10分間平均⾵速25m/s 以上吹いている、もしくは吹く恐れがある範囲です。瞬間風速とかではありません。
ちなみに10分間平均⾵速15m/s 以上吹いている、もしくは吹く恐れがある範囲は強風域です。(参考:気象庁HP
解説 (b)について
「台⾵が予報円の中⼼を通りながら接近しているときは,台⾵の暴⾵域に⼊る確率は,時間が経過しても変わらないと考えてよい。」
 
これはです。すでに台⾵が予報円の中⼼を通りながら接近している場合でも、今後も予報円の中心を通るとは限りません。
台風が進むコースによって暴風域の範囲は変わります。台風情報は3時間毎あるいは1時間毎に発表されるので、台⾵の暴⾵域に⼊る確率は、時間とともに(=最新の情報が発表されるたびに)変わる可能性があります。(参考:気象庁HP
解説 (c)について
「台⾵の「上陸」とは,台⾵の中⼼が北海道,本州,四国,九州の四つの島の海岸に達した場合をいう。ただし,半島などを横切って短時間で再び海に出る場合やその他の島の海岸に達した場合は「通過」という。」
 
これはです。台風の中心が沖縄などの島を通った場合は「上陸」ではなく「通過」になります。(参考:気象庁HP

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