【第52回】学科一般・問題10(2019年8月試験)

 1⽉の成層圏に関する次の⽂(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から⼀つ選べ。

  1. (a) オゾン全量が最も多いのは,⾚道周辺である。

  2. (b) 成層圏上部で気温が最も⾼いのは,南極周辺である。

  3. (c) 成層圏上部の北極周辺では,⻄⾵が卓越する。

(a) (b) (c)
答え
③ 誤 正 正
解説 (a)について
「オゾン全量が最も多いのは,⾚道周辺である。」

これはです。

赤道付近よりも北緯60°や南緯60°の辺りのほうが多いです。下図は2019年1月の平均オゾン全量です。

解説 (b)について
「成層圏上部で気温が最も⾼いのは,南極周辺である。」

これはです。

成層圏は高度およそ10~50km、気圧およそ100~1hPa付近の大気です。

1月の成層圏上部の気温を見てみると、南極周辺で240K以上になっていて、北方向にいくにつれて低くなっています。

(帯状平均気温平年値の高度・緯度断面図 等値線間隔は10K。平年値は1981〜2010年平均値。気象庁HPの画像を加工)

解説 (c)について
「成層圏上部の北極周辺では,⻄⾵が卓越する。」

これはです。

1月の成層圏上部の北極周辺の風は以下の通りです。

惑星科学研究センター 西澤誠也氏の出版物より引用して加工しています。赤:西風、青:東風)

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