【第51回】学科専門・問題1(2019年1月試験)

気象庁の気象観測ガイドブックに述べられている観測機器の設置に関する次の⽂(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から⼀つ選べ。

(a) 温度計が収容されている通⾵筒は,⾵通しの良い⽇陰に設置することとされている。

(b) やむを得ず⾬量計を⾼い建物の屋上に設置する場合は,できるだけ屋上の端に近い場所に設置することが推奨されている。

(c) 積雪計の測定⾯は,コンクリートで⽔平を確保する必要があるとされている。

  (a) (b) (c)
① 正 正 正
② 正 誤 正
③ 正 誤 誤
④ 誤 正 誤
⑤ 誤 誤 誤

答え
⑤ 誤 誤 誤
解説 aについて
「 温度計が収容されている通⾵筒は,⾵通しの良い日陰に設置することとされている。」
 
これはです。日陰は誤りです。アメダスや百葉箱が置かれている環境を思い出すと、日陰ではなく日の当たる所に置かれていると思います。
 
「温度計は百葉箱の中に入っているから、日陰になっているのでは??」と思うかもしれませんが、役割としては"百葉箱"="通風筒"なので、百葉箱自体は日の当たる所に置かれていますよね。
 
気象庁の「気象観測ガイドブック」には以下のように載っていますので、ご参考ください。
解説 bについて
「やむを得ず⾬量計を⾼い建物の屋上に設置する場合は,できるだけ屋上の端に近い場所に設置することが推奨されている。」
 
これはです。”屋上の端に近い場所”は誤りです。屋上では端から離して設置することが推奨されています。
 
端から離して設置する理由はです。屋上の真ん中よりも端のほうが、風は強く吹きやすいです。風が強く吹くと雨量が実際より少なくなることがあるため、端よりも屋上の真ん中に置くほうが良いです。
 
気象庁の「気象観測ガイドブック」には以下のように載っていますので、ご参考ください。
解説 cについて
「積雪計の測定⾯は,コンクリートで⽔平を確保する必要があるとされている。」
 
これはです。コンクリートは誤りです。測定するところは自然な状態であることが望ましいです。
気象庁の「気象観測ガイドブック」には以下のように載っていますので、ご参考ください。

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